ウエサク満月

(記事はメルマガ配信の記事の再掲です。ご参考にどうぞ♪)

 

2021年4月27日午後0時32分ごろ、蠍座で満月を迎えます。

 

 

蠍座満月は年に一度の特別な満月。宇宙から、釈迦牟尼の祝福のエネルギーが降り注ぐ最もパワフルな満月です!

 

そして、今回は全天体順行期間の最後を飾る満月でもあります。ぜひ活かしたいですね!

 

では満月図を見ていきましょう。

 

月は蠍座7度で、太陽は真向かい、オポジションの牡牛座7度で満月です。

 

月のオポジションには太陽以外にも、オーブ(許容範囲の誤差)がありつつも、天王星、金星、水星があります。

 

さらに今回は天頂のMCに、天体ではありませんが、月の遠地点でパワフルな感受点である影の月、リリスがあります(掲載の満月図には表示されていません。ごめんなさい。リリスはMCと同じ牡牛座20度にあります)。

 

牡牛座には4つの天体=太陽、天王星、金星、水星とリリスがあり、牡牛座が強調された蠍座満月と言えますね。

 

特に金星は、牡牛座の支配星なので、非常にパワフルになっている上、牡牛座のど真ん中。エネルギーが高まっている状態になります。

 

蠍座は、12星座の中で最もサイキックな星座です。神秘的で、潜在意識、深い繋がり、先祖も含めた魂的な部分での縁や豊さをもたらすものを象徴する星座です。

 

インスピレーション力も高く見えない世界からの啓示を受け取るのが得意だったり(気づいていない場合も多いですが)、見えない世界への意識が無意識も含めて高いと言えます。

 

その満月に対して、真向かいに位置する太陽と重なった天王星と金星と水星。自分自身の才能をあふれんばかりに発揮し才能として受け容れることが、自己改革を大きく進めていく。その中で大切なのは、水星の象徴する情報とコミュニケーション、軽やかさ。

 

また今回、双子座のドラゴンヘッドと牡羊座の小惑星カイロン、水瓶座の土星が幸運の小三角形を作っています。更に、ドラゴンヘッドの真向かいのドラゴンテイルでもこの土星とカイロンで幸運の小三角形を作っています。

 

ドラゴンヘッドは魂が持ち越してきたカルマのようなものを象徴します。個人的なカルマだけではありません。魂は色々な人生を生きて、さまざまな歴史の中で生き抜いてきたからです。血縁的な意味合いも含めるとご先祖さまたちも含めてとなります。

 

ドラゴンテイルは、もう長く魂が経験してきたので、魂自体が持っている才能、性質を表します。

 

ドラゴンヘッド双子座の意味としては、人との繋がりを恐れず、人は人、違っていいのだという意識を持ちましょうというテーマ。集団というところにトラウマなどがある場合、そこを解消していくということ。

 

ドラゴンテイル射手座の意味としては、研究熱心、探究熱心なのは良いのですが、自分の考えが正しい、絶対だと自信を持っているため、人の話を聞くのが苦手というテーマ。人に対して寛容になってみるというテーマです。

 

そういったところが、土星の表す社会的な側面で、浮き彫りになって、実生活の中で癒され、変革していく方向になりますよ、という両小三角形です。

 

今回の満月では、個人のレベルでも、社会的なレベルでも大きな変革の流れの中で、ちゃんと癒しも伴って、素晴らしいサイキック能力、インスピレーション能力を開花させながら、自分の人生を愛と感謝に恵まれたものへとシフトしていくということ。

 

そこにウエサクの祝福パワーが降り注ぐということ!

 

ウエサクについて少しだけ復習しておきましょう。

 

ウエサクとは仏教の年に一度のお祭りのことです。国によって呼び方が違ったりします。ウェーサーカとか、ヴィシャーカ・プージャなどなど。サンスクリット語では、ヴァイシャーカと言います。日本ではウエサクと呼ばれ、鞍馬寺でのお祭りが有名です。

 

開催日も、仏教の中の宗派などによっても扱いが違います。

 

大体は、仏滅紀元の5月か6月の満月に行われます。西洋のグレゴリオ暦(つまり、私たちが使っているカレンダー)では、4月か5月の満月に当たります。

 

これが仏教で最重要のお祭りとされるのは、釈迦牟尼の「誕生」「悟り=ニルヴァーナ」、「入滅=パリニルヴァーナ」)が、全てヴァイシャーカ(Visakha)月(インド歴第二月)の第一満月の夜であったからということ。毎年太陽が牡牛座にある時の満月=蠍座の満月です。

 

鞍馬寺のホームページには

 

新緑の五月の満月の夜は、全てのものの目覚めのために天界から強い エネルギーが降り注ぐと言われ、満月に清水を供える五月満月の秘儀が鞍馬山で執り行わていました。遥かヒマラヤでもこの夜に釈尊の徳を讃えてウエサクの祭りが敬虔に営まれている事がわかり、戦後、五月満月の秘儀を「ウエサクさい」  とよんで広く公開し、全ての目覚めと平安を祈ります。

 

とあります。

 

厳密には、5月満月祭をしていたけど、他の仏教国でウエサクと言って、5月の満月にお祝いしていたから、そのように捉え始めた、ということウエサクの満月だから行っていた、とは違うと言えそうですね。

 

鞍馬では必ず5月に行われますが、実際には暦は月の満ち欠けによって変動しますので、太陽が牡牛座で蠍座の満月がウエサクという観点から4月の時も5月の時もあります。

 

さて。この日は釈迦牟尼仏の意識がこの世界に祝福を届け、促進するために戻ってくると言われています。釈迦牟尼と一体となれるエネルギーが宇宙から降り注ぐ、特別な満月です。

 

今年の蠍座満月、そしてそのほかの天体の配置、アスペクトから導き出される今回のウエサクのエネルギーの流れを、以下のように捉え、皆さまにクリスタルボウルのサウンド、ライトランゲージでお届けしたいと思います。もちろん、メルマガ読者の皆さまにも遠隔で届くように意図します。

 

・精神的な叡智へのコネクトと覚醒のサポート

←満月が第3ハウス(情報、知恵、知識が象徴の一部)であること、太陽に対して水星、金星、天王星が重なっていることから。

 

・クワンインからの導きの手を橋渡す

←釈迦牟尼の慈悲の側面の顕現とも言われる観音の祝福を受け取るサポート。

 

・カルマ的な部分の魂からの、現世からの浄化と解放

←今回の満月図に現れるドラゴンヘッド、テイルの関わる幸運の小三角形が表す大きなテーマからの癒しと改革。

 

・霊的な叡智の向上をサポート

←情報、コミュニケーション、どれも全て宇宙の叡智と繋がる重要なツールとなっていく風の時代に即したサポート。

 

・聞く力の覚醒

←今回のドラゴンテイルから導き出される、寛容な、そして制限を外した聞く、聞き入れる、聞き取る力の向上をサポート

 

以上となります。

 

今日のサウンドバスにサポートの力をお借りする六芒星の魔法陣を描くマスターは下記の六柱のマスターのみなさんです。

 

・釈迦牟尼(ウエサク祭の根源)

・サナトクマラ(ウエサクと言えば!)

・クワンイン(観音さま。導き)

 

・マイトレーヤ(喜び、祝福)

・天之御中主神(中心、結び)

・天照豊大神(太陽神、目覚め)

 

ということで、今回もとても特別なウエサク満月となります。ぜひ、素晴らしい時間をお過ごしください。

 

私も心を込めて、この素晴らしいウエサクのパワーを皆さんにお届けできるようつとめますね。